過去、日本政府は何度も、現インド政府との価値観の共有を公式の場で表明して来ました。
現在インドでは、長年与党の地位に在ったガンディーが率いた党は下野し、代わって国家社会主義を標榜する政党が、政権を奪取し与党となっています。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E4%BA%BA%E6%B0%91%E5%85%9A
同党が政権与党となって以来、インドではかつて違法とされつつも根強く残存していたカースト制が、逆に、法的にも正当化され、推進さえされる方向となってしまいました。法制度化により、カースト外階級に対しては既に以前は有った権利の剥奪が始まっています。
この、差別を肯定•推進する国家社会主義政権に向けて、日本政府は公式の場で度々価値観の共有を表明しているのです。
この国家社会主義政党は、インドの隣国スリランカにも支部が存在し民族主義運動を行なっています。現在、スリランカは多額の債務に喘いでいる為、かつてベルサイユ条約での債務苦から暴発した戦前ドイツの様に不安定になって行く可能性は有るでしょう。
日本も、かつて満州国に於いて実験した国家社会主義政策から得たノウハウを、戦後に国内で実践して来た史実が有り、国家社会主義に対する否定が欧米とは共有されていない実情が有ります。
今後、国家社会主義に親和性を示すこれらの国家群が、かつての様に基本的人権や民主主義制度を破壊する事が無い様に願うばかりです。
