ミュータントはコバルト爆弾を崇拝するか?

超管理社会としての日本社会は、超監視体制を実現しており、社会全域を監視ショー会場へと変えています。 市民達は超管理社会に従属する見返りに残虐な監視ショーを与えられ楽しんでいるのです。 この666的な文明が科学崇拝や環境破壊の原因でもあります。

死んだか?に思ったが死んでおらず、再び甦る獣とは、端的に「日本」の事なんじゃないの?

新約聖書は全て西暦1世紀に書かれました。

南欧地域がキリスト教化したのは概ね4世紀終わり頃です。

それからキリスト教は西ローマと東ローマから別々に北上し、それぞれ北端の北欧やロシアまでキリスト教化が完了したのは10世紀終わり頃です。

ですから、南欧キリスト教化に400年間位、欧州露の北端までキリスト教化するのには更に600年位かかっています。

全欧露がキリスト教化してから長く間、そこはキリスト教的価値観が支配する地域でした。

 

全欧露がキリスト教化した後、約600年間位は異教つまり多神教は長らく地下に埋もれていました。

よくカトリックには異教の要素が紛れ込んでいると言われますが、中世初期のカトリックではマリア崇拝などはまだ始まっておらず、逸脱は少な目でした。

しかし、全欧露のキリスト教化完了から600年後、つまり16世紀になる頃には、地下から掘り起こされた異教つまりルネサンスの影響で、カトリック教会にはその要素が紛れ込み、逸脱は看過出来ない程に大きくなっていました。

それに対する反対として、初期教会の聖書通りの信仰、原点回帰のムーブメントであるリフォメーションが起こりました。1517年10月31日がリフォメーションの始まりの日とされています。

それからは、欧米はルネサンスとリフォメーションの両方を併せ持っていたと言えます。

 

ですから、欧米にもルネサンスや、それで再発掘されたヘレニズムなどの異教要素は沢山有る事になります。しかし、それは一度感覚的には忘れられた遺物でもあります。実際、現在の欧米人には、かつてキリスト教に駆逐された古代の精神には理解出来ない事物が多いでしょう。

 

しかし、日本は違います。

時代は流れて19世紀後半、黒船来航で鎖国から一転、門戸を開いた日本ですが、受け入れた西欧文明は只ルネサンス側の物だけでした。

聖書に付いては、実際には完全拒否に近かったと言えます。

つまり、日本は欧米文明を受け入れたとは言え、それはヘレニズム、ルネサンス側と、そこに端を発する科学的知識・技術のみであり、ヘブライズム、リフォメーション側のものは、殆ど受容される事はありませんでした。

 

その後日本は、受け入れた科学技術などの知識を駆使して拡張政策に転じましたが、第二次世界大戦アメリカをはじめとした連合国に敗れ、拡張政策を支えた多神教の皇帝制度を破壊されたかに見えました。

…が、そうではありませんでした。

日本は国際法憲法で禁じられていた軍事的野心を復活させつつあります。

(国際関係と国内感情から、いずれ米軍には出て行ってもらい、ウクライナ戦争からの余波でロシアと開戦する事にでもなれば、国連敵国条項が発動します。)

日本は連合国共同宣言で既に「獣」と表現されていましたが、ついに野蛮さを復活させているのです。

 

つまり、頭を傷つけられて一度は死んだかに思えたが死んでおらず、復活して一時期は世界を制覇しかかる獣、666とは、端的に日本なのでは?と思えます。

日本には、聖書で禁じられた習慣が古くから数々有り、宗教的価値観も各要素きれいに正反対です。恐らく16世紀のファーストコンタクトの頃から、欧米には分かっていたのではないでしょうか?

であるならば、日本は集団単位では終わりかもしれませんね?海外移住組も、かつての日系ブラジル人勝ち組騒動の様な事にならない様に、移住先に溶け消える様な同化をした方が安全でしょう。