電磁波を照射し、反射波をキャッチすると生体信号を得られる。もちろん一番重要なのは、脳信号だ。バイタル値なんて、それ自体がどうと言う事は無い。
得られた脳信号には、思考•感情•知覚などの情報が含まれるので、ここから、思想検閲など内心の自由を侵害する人権侵害も無断で証拠を残す事なく行え、また、流出しても受信から復元した物か?生成された物か?判別など出来ない。
そして、それらの脳信号は脳科学•技術の発展の為と言う事で無断で蓄積•保管される。つまり、無断でモルモットにされた市民達の視聴覚情報が保管され続ける。被害を受けている瞬間の脳信号も含めてだ。
これら蓄積•保管された脳信号は、体制崩壊時に隠蔽目的で破棄されない限りは、ずっと保管され続けるだろう。
そして、日本が滅亡した後も、記録映像としてアーカイブされ続けるだろう。日本人には、もう立つ瀬など無いのかも知れない。