ミュータントはコバルト爆弾を崇拝するか?

超管理社会としての日本社会は、超監視体制を実現しており、社会全域を監視ショー会場へと変えています。 市民達は超管理社会に従属する見返りに残虐な監視ショーを与えられ楽しんでいるのです。 この666的な文明が科学崇拝や環境破壊の原因でもあります。

「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい。」 神が自ら政教分離を命じた有名な箇所である。

「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい。」

これは、聖書の中で、神が自ら政教分離を命じている有名な箇所である。

コンスル護民官インペラトールなどの政治的権限は政治部門である皇帝に、そしてまた、祭司職、教師職などの宗教的権限は宗教部門である教会に帰する様に、つまりは、各職域毎に、権限を分かつ様に命じているのである。

キリスト教会は、もとより、帝国の政治組織からは、全く別のものであった。ヘブライズム的出自なのだ。

一方で帝国の方は、キリスト教を国教化する以前は、現•元皇帝はローマの多神教の神々のうちの一つとされ崇拝されていた。ローマは政体が王制→共和制→帝制へと移り変わる中で、アテネの民主制を採用し、古代ギリシャ世界よりも他者に対し融和的と言える政策を採っていたが、全体的にはヘレニズム的な土壌なのである。

ネロ帝に始まる迫害期に、クリスチャンは皇帝像に対して敬礼する事を拒み、それが処刑の原因となった。敬礼を拒んだのは、それが偶像崇拝となってしまうからだ。

しかし、下の動画にて解説されている、テオドシウス帝によるキリスト教国教化と、現•元皇帝を含めた古来のローマの神々への崇拝禁止以降は、クリスチャンは皇帝に対して敬礼する事が可能になった。

ローマの東西分裂/キリスト者の勝利 教科書よりもちょっと詳しい世界史 - YouTube

テオドシウス帝によるキリスト教国教化がなければ、以後の聖俗の権限分離は無く、近代の政教分離も生まれなかっただろう。

キリスト教国教化は悪しき副産物として、キリスト教会への、帝国の行事等からの多神教要素の侵入を生んだが、しかし一方で、近代の政教分離に繋がるベクトルを決定付けた、人類史の超重要出来事であったと思う。

政教分離であるならば、政治権力が国教を定めてはいけない。しかし、古代ローマ帝国に於いて、テオドシウス帝がキリスト教をローマの国教に定めた事、時点が、神が自ら命じる政教分離が、以後の長い人類史の中で実施されていく起点となったのだ。

日本に於ける、政教分離政教一致、どちらのポリシーの方々も、これらを踏まえた上で論議して頂きたいものだと思う。つまり、政教一致を目指すと言う事は、世界をコンスタンティヌス帝、テオドシウス帝以前の世界、つまりそれ以前のネロ帝等の時代に戻すと言う事に繋がるからだ。

私は、日本が再び政教一致を復活させて立ち上がる日が来てしまうのではないか?と本当に心配なのだ。

https://putoutintothedeep.news.blog/2023/12/12/%e3%80%8c%e2%99%aa%e6%82%aa%e9%ad%94%e3%81%ae%e4%ba%ba%e7%89%a2%e3%82%92%e6%89%93%e3%81%a1%e7%a0%95%e3%81%8d%e3%81%a6%e3%80%81%e8%99%9c%e3%82%92%e6%94%be%e3%81%a4%e3%81%a8%e3%80%81%e4%b8%bb%e3%81%af/