バプテストと言う語は、バプテスマつまり洗礼と言う語から来ており、成人してから自己の意志で洗礼を受ける教派、再洗礼派を意味します。
アメリカ合州国では、単独の教団としてはカトリックに次ぐ教会員数を持つ教団である、南部バプテスト連盟が有名ですが、それ以外にも大小様々なバプテスト教会の連盟や教団が有るそうです。公民権運動の指導者として有名な、マーティン•ルーサー•キング•Jr牧師もまたバプテスト教会の牧師でした。
また再洗礼派と訳される教派には、アナバプテスト と言われる教派もあり、現在ではアーミッシュやメノナイトなどと呼ばれています。教会堂を持たず、兵役を良心的拒否する事で知られていますね。
アナバプテストは16世紀のドイツ、バプテストは17世紀のイギリスに、大まかにはルーツが有るそうですが、聖書主義、神中心主義と言われる教派ですので、民族性に根差したものではありません。あくまで聖書から来る信仰なのです。
バプテスト教会は、特定の土地や民族に根差さず、それらの文化を付加してもいない聖書主義、神中心主義の信仰である為、移民で成り立つ国々や、新しくクリスチャンが増加しているアフリカなどの新興国に多い教会•教派なのだそうです。
しかし、何故か?最近の日本国内では、これらの名称を代用して?日本の土地の幽霊やら天皇崇拝右翼やらを指すスラング?がある様ですね。これらはかつての、ダッチワイフ、トルコ風呂、ヤンキーなどと同じ、自らの臭い物を擦り付ける現象の一つなのでしょう。
この様な擦り付けは、一体、何処に対するポーズとして?行われているのか、昔から不思議だったのですが、もしかすると、これらは日本オワコンを進める為の手口の一つなのかも?知れませんね。