アジアの中で島国には、フィリピンやインドネシア、ブルネイ、東ティモールなどクリスチャンやムスリムが多数派の国々が多く並んでいます。
そして大陸側に、仏教徒が多数派の国々が皆んな陸続きで並んでいますね。島国で仏教徒が多数派の国って日本くらいです。
大陸諸国と違い、日本は神社との習合、故人が神体として祀られる、血縁階級、殺人等の行為に御利益を感じる等…かなり雰囲気が違う様です。
日本人はよく、欧米対アジアと言う対立構図を口にしますが、東アジアや東南アジアは、日本とはかなり違うと言う事ですね。
海外ニュースでは、キリスト教•イスラム教対仏教といった対立は、カレン族とかロヒンギャなど地域的な紛争に限られ、グローバルな構図としては存在していないと思うんですよね。
日本では、キリスト教対仏教の対立に因り日本が滅亡する…なんて言う人々が沢山いますけど、日本が滅びるとしても宗教が原因じゃ無いと思いますよ。それに、日本が滅びる時に、アジアの国々が宗教を理由にそれに同席するなんて事は絶対に無いでしょうね。
仮に、将来日本が滅びるとしたら、それは単に、戦前との連続性を断ち切れなかった事と、国家(民族)社会主義や死の崇拝の復活じゃないでしょうか?
これは、欧米、アジア、東西両陣営から見て、野蛮なケダモノの復活に見えるでしょうからね。